シャーベットグラス

過日の東海岸クルーズで誘われたのは9ヶ月ぶりの黒島。無人島のビーチには自然と文化のはざまで感じる混沌がありました。美しいものと、かつて美しかったもの。すぐに自然に還るものと長い時間をかけても還りがたいもの。微細な亀裂が、まるでシャーベットのような涼やかさを感じさせるシーグラスはまさにその象徴。地球の営みのなかで私たちが生きる今っていったいどんなものだろう。そんなことをふと思い、旅の思い出に持ち帰りました。

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