一町田八幡宮の「虫追い祭り」

色とりどりの旗がはためくフォトジェニックな風景で知られる
河浦町の「虫追い祭り」。

このお祭りにこめられた意味をお伝えしたいと思っていたら、
今回、熊本県のくまもと手しごとごよみ事業の一環で展開されている
「くまもと手しごと研究所」の公式サイトの特集記事として、
お伝えする機会をいただきました。

http://kumamototeshigoto-labo.jp/special.php?id=21

「一町田八幡宮」の祈願祭からはじまる一日に密着すると
里山集落ならではの農耕祭事であることがよくわかります。


「葛河内十五社宮」の虫起こし、
土手を練り歩く「虫追い行列」
そして、虫たちを川へと葬る「川祭り」へ。

熊本県の農耕祭事として有名な
阿蘇神社の「御田植神幸式」と風情は異なりますが、
これはこれでとても情緒的。

次の世代へ伝えようとする様子も垣間見え、
集落のお祭りをつづけることの意味を感じました。

たしか、虫追いは隣町の高浜地区でも
行われていたはずなので、
来年はそちらにもお邪魔してみたいです。

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今回は「くまもと手しごと研究所」で書かせていただきましたが、

「シマノタネ」のサイトでも
こうしたことにふれていければと思っています。

みんなでのこしたいもの、
あったら是非とも教えてください。

そしてまずは、一町田八幡宮の氏子の皆様。集落の皆様。
大切な神事を垣間見させていただき、
本当にありがとうございました。