冬の週末は、前割熱燗。

 

寒い日の楽しみといえばやっぱり、晩酌。

ほかほか湯気のたつ熱燗やお湯割りは
体を芯からあたためてくれます。

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週末も近いので、そろそろ今週の晩酌の準備でもと思いたち、
朝から、焼酎の栓を開けました。
週末の晩酌の準備を木曜から?
しかも朝!?と呆れられるかもしれませんが
冬の晩酌の醍醐味といえば「前割り焼酎を燗つけすること」。
「和ませること」「寝かせること」がポイントです。
用意するのは焼酎と水と、蓋のできる容器だけ。
今回は、天草大矢野島と島原半島の真ん中に浮かぶ
湯島のサツマイモで醸した「池の露 湯島」を用意しました。

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   1. 焼酎6:水4を容器に入れる。

   2. 揮発せぬよう蓋をして、涼しい場所へ。

   3.  あとはひたすら待つだけ。

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3日くらい経ったら飲み頃。

前もって和み水を加えて寝かせておくことで、
水の分子がアルコール分子を包み込み、
時間が経つ毎にまろやかにおいしくなるのだそうです。
おすすめは、軟水だとか。
徳利に入れ、鍋で燗をつけたり。
球磨焼酎の「ガラ」で直燗したり。
その日の気分で楽しんでいます。
ストーブ上のヤカンでお燗をつける、が最近の定番。

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ちなみにこちらは先週の晩酌セット。

前割しておいた「池の露湯島」を燗つけするのに使ったのは
「朝虹窯」の徳利です。

同じく「朝虹窯」の猪口
「天草創磁久窯」の猪口でいただきました。

ちなみに小皿は
左手前から「水の平焼」の小皿に盛った「湯島大根の自家製甘酢漬け」
「天草唐津十朗窯」の小皿に盛った「湯島のクロメ」(海藻)
右奥が「丸尾焼」の小皿に盛った「キビナゴの自家製オイル漬け」です。

お燗についてはレンジでチンでもいいかもしれません。

せっかくの香りが飛んでしまうので、
くれぐれも温めすぎにはご注意くださいね。