私にとって天草西海岸は、観光地ではなく、リゾート地でもなく、ニュートラルになれる場所。華やかさや都市的な便利さこそないけれど。不便さを受け容れ、自然と寄り添いながら暮らす人々の日常や、悠久の歴史が宿る海と大地に身を置くことでみえてくるものがあります。
混沌の時代だからこそ、つなぎたいものがあります。
言葉ではなく、写真でもなく。
手ざわりや香り、味わいといった五感で感じる天草をお届けすること。
それが今期のシマノタネのチャレンジです。
オリジナルプロダクトの第一弾は、島と都市の日常をつなぐもの。夏の入り口にスタートした企画の3歩目が今日、ようやく踏み出せました。対話を重ね、キーワードを紐解きながら調合した香りは、深さと強さとやさしさを感じるものになりました。監修してくれた @miho9630.345 さん、ありがとうございます。今週、次のバトンを届けに行ってきます。