【No.021 一旬のタケノコ】
今日から七十二候は第二十一候
「竹笋生(たけのこしょうず)」です。
とはいえ。
このたけのこは、さすがに生じすぎ(笑)
まるで童話の「ジャックと豆の木」みたい。
ところで。
「たけのこ=筍」という字が生まれたのは
一旬(約10日間)で竹に成長する
生育の早さが由来という説もあるそうです。
ちなみに、春の訪れを実感するタイプのタケノコは
孟宗竹(もうそうちく)と呼ばれる種類。
この時期、土の中から顔を出すのは
真竹や根曲がり竹、淡竹(はちく)
と呼ばれるタイプのものなのだそう。
堀りたての淡竹を生のまま
ワサビ醤油で味わうのもおいしいですよね。
ああ、つくづくいい季節です。
2020.05.15 立夏 末候 竹笋生(たけのこしょうず)