No.034 梅仕事のまえとあと

【No.034 梅仕事のまえとあと】

完熟梅の香りを楽しみたくて、ならせたままの状態でもう少しだけ様子をみるつもりが、あやうく摘みどきをのがしてしまうところでした。慌てて摘みとった梅はすでに、桃に似た甘い香りを放っています。しあわせすぎて、このまま香りを楽しんでいたかったけれど、天草はすっかり初夏の暑さ。昨年つけた梅干しで腹ごしらえしつつ、急かされるように梅仕事。今回は、完熟梅のジャムも仕立てました。それにしても、完熟梅の香りを閉じこめておく方法はないのでしょうか。

2020.05.28 小満 次候 紅花栄(べにばなさかう)

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