天草東海岸の夏ドライブ。古民家カフェで癒しのひととき

天草下島の東海岸は、閉鎖性海域として知られる不知火海のなかでもザ・内海の風情を味わえるエリア。なかでも、天草上島や横島に囲まれた新和町大田尾地区から楠浦町にかけての沿岸は、湖を思わせるほどおだやかな水面が広がります。

3ヘクタールの湿地に約1万2千株もの花が咲く「日本最大規模のハマボウ群生地」では、ハマボウが見頃を迎えています。レモンイエローの花が風にそよぐ様子はとても涼やか!園地には遊歩道も整備されているので、木陰を散策してみるのもいいですね。
(三角から天草へかけての海沿いにも、ところどころハマボウ並木が点在しています。海をバックにハマボウを撮りたいなら、三角西港や有明界隈で。7月いっぱいくらいは見頃がつづくそうですが、早めのおでかけがおすすめです)。

天草の田園に佇む古民家リノベカフェ
「KOMAMEcafe」で世界の旅ごはん

ハマボウ群生地から山手へ車を走らせること約2分。広々とした田園のなかに佇む「小豆カフェ/KOMAME cafe」は、古民家をリノベしたカフェ空間です。窓の外ではたわわに実った稲穂が早くもこうべを垂れはじめ、天草の夏の深まりを伝えています。

店主が出会ったアジア系の旅のごはんと、自家製スイーツなどを味わえるこちらのお店。ご夫妻の人柄やお店に流れるおだやかな時間も相まって、天草内外から常連客が訪れる人気店です。

ランチメニューは全5種類。チキンやポーク、ひき肉などを使った屋台飯風のプレートに加え、野菜オンリーのベジカレーもあります。どれも季節の野菜などを取り入れながら、ていねいに手作りされたことが伝わる「旅ごはん」ばかり。

プラス料金でオーダーできるデザート&ドリンクセットのスイーツは、その日のおすすめスイーツが並ぶショーケースからチョイス。スイーツはテイクアウトもできるので、ちょっとした手土産にも喜ばれます。

店内には天草内外のクリエイターが手がけたアクセや雑貨、店主おすすめの塩をラインナップした一角も。

天草陶石と布花の手法を組み合わせた「BLUE HANNA」の「天草陶花」シリーズや、レザー製品なども揃うので、気の利いたプレゼントを探している人も是非どうぞ。

KOMAMEcafe
所 熊本県天草市新和町大宮地4780
☎︎ 0969-46-1011
営 11:00〜17:00
休 不定
※FB等で事前確認がおすすめです
https://komamecafe.base.shop/
https://www.facebook.com/komamecafe


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