つるのこいものソフトクリーム

高森の伝統野菜の「※つるのこいも(しかも自家栽培)」と「木村とうふ店の豆乳」と「阿部牧場のミルク」で作った特製ソフトクリームって。そりゃ、食べずにはいられないでしょう?ひとくち口に含んだ瞬間広がるのは、豆乳の風味。さっぱりと口溶けというよりなんだか、はぎれのいい、という言葉の方がしっくりくる気がするのはなぜでしょう。いわゆるお芋のソフトクリームっていうと、甘くてまったりした感じを想像しがちですが、これはとにかくさっぱりすっきり。あとを引くおいしさです。普段甘いものを召し上がらない方のなかにもファンが多いというのもうなづけます。実は、お漬物屋さんのおいしいソフトクリームって文字を見た時点では、勝手にお漬物のアイスクリームを想像していたんですけどね。短絡的な発想の自分が恥ずかしくなりました。ごめんなさい。

徳丸漬物店の敷地内には、特製のお漬物やだご汁の定食を味わえる「とくまる食堂」もあるので、しずかなマイクロツーリズムの際にはぜひのぞいてみてくださいね。あっ‼︎ もちろん、鶴屋百貨店ふるさと家で人気の、常温OKなたかなめしのもとや、梅干しなどもしっかり仕入れさせていただいております。明日には店頭に補充させていただきますので、お楽しみに!

※つるのこいもとは昔から高森町色見地区の多くの農家でつくられていた伝統野菜。痩せた土地でも育つ里芋の一種で、鶴の首に似た形をしていることがその名の由来といわれています(諸説あり)。火山灰土壌で米、麦の栽培が困難であった高森町色見地区では、「つるのこいも」を主食として生活していた時期もあるそうですが、流線型の小さな芋は収穫に手間がかかることもあり、次第につくる農家が減っていました。有志の手によって受け継がれ、地域の伝統野菜として復活。高森田楽に欠かせぬ食材として再び愛されるようになりました。
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https://note.com/shimanotane/n/n2f521b05ac38

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